21日目 オリエンタルな香り漂う モスタルへ
2017.10.14
今日のルート
ドゥブロヴニク、バイバイ
6泊したドゥブロヴニクと今日でお別れです。つらいです...が、このアパルトマンとお別れできるのはとてもうれしいです。6泊もしたのに全然愛着が湧きませんでした(笑)
カギは机の上に置いて、早朝のドゥブロヴニクを出発します。
朝7時すぎなので、人がいないです。
ドゥブロヴニクを離れるのが寂しすぎます...
ピレ門近くのバス停からバスターミナルに向かうバスに乗り込みます。
ボスニアへ
バスターミナルから8時のバスでボスニアへ向かいます!
ドゥブロヴニクを離れることにマジでしんみり...引き続きFoster The Pepoleばっかり聴いています〜
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これから行くモスタルはドゥブロヴニクのNavaでご飯を一緒に食べた、ノンフィクション好きのおじいちゃんも日帰りで行ったと話していて、最高だったから日帰りはもったいなかったと言っていました〜期待が高まります。
でもその時いっしょにいたドゥブロヴニクのおしゃべりおばちゃんは、モスタルよりドゥブロヴニクの方が見どころが多くて最高だと言ってました。ドゥブロヴニクの住人なのでめっちゃドゥブロヴニクびいき感は否めないですが...w
国境でクロアチア出国スタンプは押してもらえましたが、ボスニア入国スタンプは押してくれませんでした〜。これって何かあったらけっこう困ることになるのでは?と思います。元は同じ国だったし、その辺りは適当なのかな?(笑)
12時前にモスタルに着きました〜
13時にアパルトマンの人が迎えにくる手はずになっています。明日サラエボに行くので、サラエボへのバスチケットを購入したり(20マルク=1300円ちょいだった、クレジット払い)、バスターミナル併設の鉄道駅を見に行ったり、プラプラしたりします。できれば電車に乗りたかったんですが、朝6時発とか早い時間しかなかったので諦めてバスにしました。
ヒマそうな犬。ドゥブロヴニクと同じくらい暑いです。
13時になりましたが、アパルトマンの人に会えません...そんなに大きくないバスターミナルなんですが、なかなかそれっぽい人が見つかりません...アパルトマンの人には何回か声をかけられましたが、別のアパルトマンの人でした...
どうしようかとボーッと座って待ってると、5〜10歳くらいの子供が7, 8人群がってきました。なんかくれ、と言ってきます。食料をあげたら、これじゃねぇ!と払いのけられます(笑)やばい、ほんとどうしよ...子供でも大人数に囲まれたらけっこう怖いですw
妹が病気なの...と一番年長の女の子が言っていたので、かわいそうだし、切り抜ける方法もわからないので思わず20クーナ(350円くらい)あげてしまいました...。20クーナじゃ足りない、40ユーロ(5000円くらい)くれ、と言われたんですがマジでそんなに持ってない...(笑)(たかられたのは初めてだったので、思わずお金をあげちゃったんですが、基本的には絶対あげない方がいいとここで学びました。 ボスニアという国のためにはならないよな...と。)
バスターミナルの職員さんが子供たちを追い払ってくれました。助かった...w
ここでアホなことを告白しますが、お金をですね、何十万か日本円で持ってきていてクーナに換金しながら使っていたんですよね。クロアチアでは観光地ならどこでも換金できるところがあったのでそれで問題なかったんですが、モスタルに来ると換金できるところが一つもなく、ちょうどクーナもほぼ切らしたところで、ユーロも持ってないし...本気でキャッシュがない状態でしたw よい子はきちんと国際キャッシュカード(預金を現地通貨で引き出せる)を持っていきましょう(笑)(ATMはどこでもありました)
ボスニアの通貨はマルクです。KMと表記します。モスタルはドゥブロヴニクから近いこともあって、クーナでもユーロでもマルクでもOKでした。
ボーッと待っていると時刻は14時。
ネットがないとどうやって連絡取ればいいんだよと思っていましたが、バスターミナルにWi-Fiがあることに気づいて(刺してるSIMカードはクロアチア国内しかネットできないので)、booking.com経由で連絡をとると10分で来るとのこと...もっと早く連絡したかったです...
ということで、やっと落ち合えました!
事情を聞くと13時には迎えに来ていたそうなんですが、13時着のドゥブロヴニクからのバスがなかったから見つけられなかったそう...東洋人はわたしくらいしかいなさそうだからわかるかなと思ってたんですが、甘かったです。バスターミナルに着くのは12時前で、13時に迎えに来てと言っていたのですが、それが話をややこしくしていたみたいです...なんかいろいろと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
10分ほどでアパルトマンに到着。
Villa For Youです。4人部屋なので無駄に広いです(笑)一泊350クーナ(6000円くらい)なので予算オーバーで高いですが、うれしい朝食付き+送迎付き(問題あったけどw)です。
朝食付きってなかなかないので、一回は試してみたかったんです。
4日泊まれば、毎日違うベッドで寝られますw
1泊はもったいないな〜
お風呂もきれい!
テラス。
きれいなアパルトマンって...いいですね...(笑)
モスタルの1番の見どころはスターリモストという橋です。アパルトマンからその橋まで歩いて5分なので、さっそく観に行きます。
ボスニアでの第1ネコさん発見〜
黒ネコです!
世界遺産のスターリモスト。(ボスニア語で古い橋という意味。)オスマントルコ時代の16世紀に造られました〜
この橋が超有名なんですよ!私の中では(笑)めっちゃ見てみたかったんです!
この橋が架かるネレトヴァ川を挟んで、クロアチア人移住区とボシュニャク人(イスラム系)移住区に分かれています。内戦中はクロアチア側とボシュニャク側で対立し、この橋はクロアチア側によって破壊されました。平和の印として2004年に再建されました。私が泊まったアパルトマンはクロアチア人移住区です。
よく見ると観光客だらけw ドゥブロヴニクからの日帰りが多いそうです。アジア系は韓国か中国ばっかりな気がします。
クロアチアの宗教はカトリックでしたが、ボスニアはイスラム教です。
モスクはイスラム教の礼拝堂で、ミナレットはその塔です。ミナレット↓
屋根の感じなんか、クロアチアじゃない感が漂っています。
お店もどこかオリエンタル。このランプがめっちゃ欲しいですが、持って帰れません(笑)
トルコでよく見る、目の形のお守りがあります。
石畳みもクロアチアとは全然違います。
スターリモストから見た景色。
モスクとミナレットが見えます。
通りもTHE イスラムって感じです。ドゥブロヴニクからそんなに離れていないのにこんなに文化が違うことが驚きです。
ネコちゃん。
スターリモスト。モスタルは最近解任されちゃいましたが、ハリルホジッチ元監督の出身地ですよ〜
重厚な入り口。
オリエンタルな小物たち。
オスマントルコの影響が強いみたいです。歴史的に支配されてた期間が長いんです。
さっき橋から見えた、モスクに来ました。ネレトヴァ川沿いにあるコスキ・メフメト・パシナ・ジャミーヤです。
モスクの前にある手を洗うところ。
クーナで払います。モスクとミナレット込みで24クーナ。(400円ちょい)
モスク入り口。
入り口まで広がる、広場。何に使うところなんだろう?
モスク内部。カトリックよりはだいぶ質素なんですが、モザイクがすごくいいです!!
装飾が素敵すぎる入り口。
天井は半円です。
上から見た図。
ミナレットに登ります。クロアチアだと景色を眺める時は鐘楼に登りましたが、ボスニアだとミナレットです!
こういうところには絶対ある急な階段。
全部登ると、うわ〜と声が出てしまうくらいよい景色。
さっき通ってきた、通りが見えます!
クロアチアっぽい風景に見えますが、ミナレットやモスクがあったり、灰色の屋根があったりしてクロアチアとはちょっと違うな〜
クロアチアっぽいかも?↓
どの方角を見てもいい景色だなぁ。
Koski Mehmed Pasha Mosque
Mala Tepa 16, Mostar 80807 ボスニア・ヘルツェゴビナ
ミナレットを下りてさらに散策します。
ジェラートの看板。日本語が間違っていますw
何度も写真を撮ってしまう、スターリモスト。
水差し?とか売ってます〜
装飾過多なコーヒーカップセット。なんちゃってトルコ感。
WAR PHOTO EXHIBITION行ってみたかったな〜
93年を忘れるなという石版があります...93年は橋が壊された年です。
ネコちゃん。
河原からのスターリモスト。
ジェラートを食べます!
ドゥブロヴニクより断然安い5クーナ(90円くらい)でした〜(ドゥブロヴニクだと12〜14クーナだったと思う)。味は不明!
ビートルかわいい!ビートルは見るのにニュービートルは見ないという不思議w
アパルトマンに帰ってきて、スーパーマーケット(コンズム)で買ってきたサラエボスコ?というサラエボのビールを飲みます〜
レモン味でめっちゃ美味しい。でもオジュイスコのレモンの方が好きです(笑)
アップルサイダーも飲みます(笑)
部屋にある、モスタルの絵。
レストランはキャッシュがないので行けませんでした...(笑)クレジットカードOKなところがなかったんですよね〜
この日はなんだか疲れすぎて、ごはんも食べずに速攻寝ました。体力的な疲れより精神的な疲れの方が眠くなりませんか?(笑)
21日目は終了です。
明日は朝からボスニア・ヘルツェゴビナの首都、サラエボに向かいます。